インプラント治療の痛みと局所麻酔について

こんにちは。
甲府市相生の江間ファミリー歯科・矯正歯科です。
今回は、インプラント治療の痛みと局所麻酔についてについてご紹介します。
インプラント治療に興味があっても、「手術が痛そう…」と不安に感じる方は多いのではないでしょうか。実際のところ、インプラント治療は局所麻酔を使用するため、手術中の痛みはほとんど感じません。
インプラント治療中の痛みは?
インプラント治療は外科手術を伴うため、「痛みが強いのでは?」と心配される方が多いですが、実際には手術中の痛みはほぼありません。なぜなら、局所麻酔を使用することで痛みを完全にブロックできるからです。
局所麻酔は、むし歯治療や抜歯の際に使用されるものと同じで、歯茎や顎の神経に作用して痛みを感じにくくします。麻酔がしっかり効いている状態で手術を行うため、ほとんどの患者様は「圧迫感や振動は感じるが、痛みはない」とおっしゃいます。
局所麻酔の役割と効果
局所麻酔には痛みの軽減だけでなく、患者様の不安を和らげる効果もあります。麻酔の種類や方法について詳しく見ていきましょう。
1. 局所麻酔の種類
・表面麻酔
麻酔注射の痛みを和らげるために、歯ぐきに塗布するタイプの麻酔です。
・浸潤麻酔
歯ぐきに麻酔を注射し、神経をブロックする方法です。むし歯治療などの一般的な歯科治療にも使用されます。
・伝達麻酔
神経の根本をブロックする方法で、奥歯のインプラント手術時に使用されることがあります。
2. 麻酔の効果持続時間
局所麻酔の効果は1~3時間程度持続します。インプラント手術の所要時間は1本あたり30分~1時間程度なので、十分な効果が期待できます。術後もしばらくは麻酔が効いているため、痛みを感じにくい状態が続きます。
術後の痛みはどれくらい?
手術中の痛みはほとんどありませんが、麻酔が切れた後に軽い痛みや腫れが出ることがあります。これは外科処置による自然な炎症反応の一部であり、通常は数日以内に落ち着きます。
痛みを抑えるために、以下の対策が有効です。
・痛み止め(鎮痛薬)の服用
歯科医師から処方される鎮痛薬を適切に服用すれば、大きな痛みを感じることはほとんどありません。
・安静にする
術後24時間は激しい運動や飲酒を避けることで、痛みや腫れを最小限に抑えられます。
まとめ
インプラント治療は外科手術ですが、局所麻酔を適切に使用することで、手術中の痛みはほぼゼロになります。術後の痛みも適切なケアを行えば抑えられますので、過度に心配する必要はありません。「インプラント治療は痛いのでは?」と不安を感じている方も、局所麻酔の効果を理解し適切な術後ケアを行うことで、快適に治療を受けられます。痛みが心配な方は事前に歯科医師に相談し、自分に合った麻酔方法を選びましょう。
当院では30年以上のインプラント治療実績があり、「安心・安全」を最優先にした治療を提供しています。これからインプラントの治療を考えている方や、今お使いの入れ歯が合わない方は、ぜひお気軽にご連絡ください。